イブにあいましょう
「うん。ありがと、先生・・おかげで私、禁断症状から救われました」
「は?何の」
「紀章さん中毒。あなたの声聞かないと、寂しさに押しつぶされそう・・ってちょっと、紀章さん?なんで笑ってんの?」
「いやぁ、“紀章中毒”って・・・そんな症例初めて聞いたが・・・俺、癖になる何かか?かなりウケるな、それ・・・・・・りさ子」
「はい?」
「ありがと」
「えっ?なんでなんで?」
「おまえのユーモアのおかげで、眠気ぶっ飛んだ」
「あ、そーぉ?それは良かった、ってそれより紀章さん、仮眠取った方がいいんじゃないの?」
「これ切った後、時間あれば寝る」
「そうしてくださいよ」
「ああ。おまえのおかげで元気とやる気出た。じゃあな」
「うん。電話かけてくれてありがとう」
「31日、俺迎えに行くからな」
「うん」
「楽しみにしてる」
「私も」
「じゃあ」
名残惜しく通話を終えた私は、寂しさ以上に嬉しさが込み上げてきた。
私は、顔をニマニマさせたまま、わざとスマホを切っておいた。
じゃないと、紀章さんに電話しちゃいそうだから。
さあ、今日一日、いや、あと5日、パリ滞在を楽しもう!
「は?何の」
「紀章さん中毒。あなたの声聞かないと、寂しさに押しつぶされそう・・ってちょっと、紀章さん?なんで笑ってんの?」
「いやぁ、“紀章中毒”って・・・そんな症例初めて聞いたが・・・俺、癖になる何かか?かなりウケるな、それ・・・・・・りさ子」
「はい?」
「ありがと」
「えっ?なんでなんで?」
「おまえのユーモアのおかげで、眠気ぶっ飛んだ」
「あ、そーぉ?それは良かった、ってそれより紀章さん、仮眠取った方がいいんじゃないの?」
「これ切った後、時間あれば寝る」
「そうしてくださいよ」
「ああ。おまえのおかげで元気とやる気出た。じゃあな」
「うん。電話かけてくれてありがとう」
「31日、俺迎えに行くからな」
「うん」
「楽しみにしてる」
「私も」
「じゃあ」
名残惜しく通話を終えた私は、寂しさ以上に嬉しさが込み上げてきた。
私は、顔をニマニマさせたまま、わざとスマホを切っておいた。
じゃないと、紀章さんに電話しちゃいそうだから。
さあ、今日一日、いや、あと5日、パリ滞在を楽しもう!