エンドレス×WORLD×クイーン(仮)
奈尾とあやめは見知らぬ町を観察しながら探索していた。

奈尾『ここの住人たちは俺達をみても特に反応がないな。
そんなものなのか?
格好も違うし身に纏う雰囲気が違うのに。

あやめ『あの生き物可愛いな。
なんだろう?
猫?犬なのか?
 
二人は15分位に探索を続け休めそうな所を見つけた。

チョロチョロ
チョロチョロ
石で組まれた洗面台のようなものがある広場である。
石で組まれた洗面台よな物からは透き通った水が絶えず流れている。

奈尾『ふー
水が飲める。

あやめ『確かに水が飲めるな。
金はないけど。

二人は水を飲み広場の階段で腰を下ろした。

奈尾『やっと落ち着いたね。

あやめ『落ち着いたな。
しかし改めビックリだな。
気付いたら知らない世界にいて。
変な生き物がいるし。
なんだよここー!

奈尾『確かに驚きの連続だったね。

あやめ『お前がいたから町までたどり着けたのもあるから。
感謝はしてるよ。

奈尾『なんだよ急にw

あやめ『知らない世界だし少し不安だったんだ。
か弱い女子が知らない世界にポツンだぞ!

奈尾『かよわいねぇ…

あやめ『なんだよその目は!

奈尾『自己紹介がまだだったね。
俺は寺澤奈尾(テラザワナオ)28才

あやめ『なんだよ急に…
私は月山あやめ ハタチ!
短大生してるよ。
あんたは?

奈尾『お…
俺か…

あやめ『ん?んん?

奈尾『ニートだった…

あやめ『ぶは!
お前28でニートかよ。
まーきにすんなきにすんな!

奈尾『なんともおもわないのか?

あやめ『まあ 良いんじゃないかな?
そう言う事ができる環境にうまれたんだろ!
良いとか悪いもないとおもうよ。
そいつの人生だし。

奈尾『あやめは面白いな。

あやめ『そうか?
それより無一文なのはどうすんだよ!
これじゃなにもできないぞ。

奈尾『そうだよな…
金策を考えないとこの先やばいよな。
(知らない世界に飛ばされ今を生きるため金が必要になるとわ…
いままで恵まれた環境にいたのかもな)

あやめ『お前になにか考えはないのかよ??

奈尾『そうだな…
こういう場合はその土地でのお金の稼ぎ方を知るところからだろうけど。
今の俺たちにはそんな時間もないしな。
ぬーん…

あやめ『…
なんか思い付かないのかよ?
いつもセオリーは?

奈尾『そうか!
金策になった時は手持ちの物を店売りにするかオークションに出すのがセオリーだ!

あやめ『それだー!!
使えるセオリーがあるじゃん(о´∀`о)

奈尾『そうか?
と言うか俺さ…
飛ばされる前は家にいたからほとんどなにももってないw

あやめ『まじかー!
使えるんだかつかえないないんだか…
そうなると私の持ち物しか使えないてことだな。
ちょっとバックの中を見てる。

あやめは方に掛けていたバックの中をあさる。

ガサゴソ
ガサガサ
ゴソガサ

あやめはバックの中を確認していた。

第3話完
第4話へつづく!
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