エンドレス×WORLD×クイーン(仮)
奈尾と女は街道らしき道を歩いていた。
歩き出して数分経つが人影すら見つからない。

女『誰も歩いてないね。

奈尾『そうだね…

女『…
お前童貞だろ??

奈尾『ぶは!
何いいだすんだよ!

女『やだねー顔を真っ赤にして焦ってるし童貞なのバレバレ。

奈尾は足を止めて女に言う。
奈尾『俺は童貞じゃないからな!

奈尾の後ろに女が居なかった…
奈尾『…

女『ちょっときてー!
こっちに見た事もないキモイ蝶みたいのがいるよ!

奈尾はポツンとしていた。
奈尾『おい!
知らない所の生き物にはあんまり近付くな。
良いことないぞ。

奈尾はぶつぶつ言いながら女の元へいく。

奈尾『!?
ぶは!

奈尾の目の前に小型犬サイズの蝶のような虫がヒラヒラ飛んでいる。

女『これキモイね。

奈尾『なんだよこの生き物は…

女は近くに落ちていた木の枝を握り、この謎の生物を突っつこうとした。

奈尾『!!
おい!
そう言うのはやるな!

と奈尾が叫んだ瞬間だった。
生物はくしゃみをして飛んで逃げていった。

女『キャーなにこれ この霧みたいのなに??

女を謎の生物が吐き出した霧のようなものが包んでいた。
それを見た奈尾は着ていた上着を脱ぎ、その上着を立て振って霧を払う。

バサ!
バサバサバサ!
バサ!

奈尾は必死に霧を払った。
奈尾が頑張ったお陰で女を包んで居た霧のようなものが晴れていった。

女『ふーありがとう♪

奈尾『ハアハア…

女『男の癖にだらしないやつだな。

奈尾『ハアハア…

女『でもありがとう♪
女はニッコリ笑い奈尾にお礼をいった。
奈尾は顔が赤くに左に顔を反らす。

奈尾『きにすんなよ… ボソリ

女『寄り道悪い悪い!
さっさと先にすすむぞ!

奈尾『…
( -。-) =3

奈尾はこの時思った。
この爆弾ガールとどこまで一緒になければいけないのかと…
奈尾の苦悩の連続が始まるのであった。

第一話 完
第二話へつづく!
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