溺愛されすぎっ!!
「なんで?
なんでこんな格好してんの?」



「ん?
A組のヤツらに着せられた。
羽海くんなら、絶対似あうからって」



「あー、コスプレ写真館の……衣装!?」



こそこそしゃべり始めた頃には、あたしのまわりに男子はいなくなっていた。



「助けてくれてありがと」



へたんと……羽海の背中によりかかる。



「ん。
そんなの、当然。
あーやは、俺の大事な幼なじみだし。
それに、月星の彼女だから」

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