いい人に恋してます。

「あれ?八木は?」

「八木君は来れないんだって。」

「そっか。あいつも忙しいね。」


少し眉を寄せて寂しそうに言いながら、西川君は自分のビールと優子の頼んだカシスオレンジを店員から受け取った。


「じゃあ、とりあえず全員揃ったということで乾杯しようか。」

「そうだね。
では、本日は私佐伯優子の急な誘いにも関わらず集まっていただきありがとうございます。
ま、今日もたらふく飲みましょう!」


「「「乾杯ー!」」」


なんとも優子らしい音頭で始まった同期会に気分を良くしてゴクゴクと2杯目のビールを飲んだ。


< 12 / 315 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop