Under the ROSE
ソファから身を起こし、隣の部屋へと歩いていく。

そして、真っ赤な薔薇の花弁が敷き詰められたベッドの上に、うつ伏せに身を倒した。

ふわりと漂う香気に頬を緩ませ、目を閉じる。


この先どんな男に出会おうとも、あれ程までに心を揺るがす瞳には巡り合えないだろう。

青空のように澄み渡り、深海のように計り知れない深い愛に満ちた瞳には。


だから誓おう。

いつでも心は共にあり、共に、歩んでいくのだと。


「アルフォンス……」


それは薔薇の中にそっと隠された、秘密の約束……。





─終─





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