奴隷になりなさい
prologue

すべての始まり

「好きです!付き合ってください‼︎」

『そう。
なら奴隷ゲームを始めましょう』

「…は⁉︎」

『1ケ月間、私の奴隷になるの。
それで私があなたのことを好きになればあなたの勝ち。
悪い話じゃないでしょ?
あなたは私のことが好きなのだから』

「えぇ‼︎
確かに悪い話じゃないけど、俺が負けた場合は?」

『今後一切 私に関わらないでもらうだけよ
まぁ、今まで私に勝った人はいないけど』

「ちなみに何人くらいこのゲームに参加したんだ?」

『そうね...
今まで告白してきた人全員だから数十人くらいかしら』

「そんなにいて1人もだけとか、ほとんど可能性ないじゃねーか」

『やってみなきゃ分からないじゃない
明日から始めましょう
頑張ってね』

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