先生と、ひとつ屋根の下




ドンッ


「ごめんなさいっ」


肩と肩がぶつかる。







そして、


先生を見失った。





先生……!??





さっきまで私の前を歩いてたのに。





「栗原先生っ……」




どこ……?







「邪魔だよ」



おじさんに怒られて、


通路の端に寄った。





「先生……」










「君、かわいいね!ひょっとして、修学旅行かなんか?」



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