先生と、ひとつ屋根の下





こっそり帰ってきて、



部屋に戻ると、あかりと沙紀ちゃんがバラエティー番組を見ていた。



「あ、栞!おかえり…って、どうしたのその顔」


「あ、へへ…ちょっとね」



「それにその帽子…持ってきてた?」


「あ、うん。買ってきた」


「え、どこに行ってきたの!」


「適当にね…」



あかりの弾丸トークの裏で、




沙紀ちゃんが顔を暗くしていた。








「沙紀ちゃん…なんかあった?」



「それがね…」





あかりが話したのは、





先生のことだった。







< 147 / 544 >

この作品をシェア

pagetop