君が好き~16歳ママの恋~
泣きたくなかった。


泣いたら、夢羽を産んだことを後悔しているって思われそうで。


「その時は産んでよかったって思ったよ。


でも、こんなに頼りない母親で、夢羽がかわいそう。


本当は、産まなければよかったのかなって、思うこともある」


「バカか」


言葉が飛んできた。でも、その声に怒りは感じられなかった。


「言ったろ?


どんな母親でも、夢羽ちゃんにとっては、お前しかいないんだよ。


その母親が産まなきゃよかったとか、言うなよ」


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