あたしの正義



「ちょ、ごめん。寝ないで二度寝しないで。これどうゆうこと?」



眠たい気持ちはわかるけどそれどころじゃないんだ。
毛布を引き離すとあたしは彼に問いかける。



「あたしなんでこんなところで寝てるの?」

「……覚えてないの?」

「………全くもって覚えてございません。」

「そうなの。どうでもいいけど服着なよ。絶対にそれ寒いでしょ。」

「……………へ?」



服を着ろ?は?
ま、まって、もしかして。

あたしは恐る恐るに自分の体に触れた。
そしてガツンと鈍器で殴られた感覚に陥る。

何故かというと、そう。



「全裸だとぉぉぉぉ!?!?」

「ほんとになんにも覚えてないんだ。」

「まままさかだけど!あたしたちエッチしちゃったの!?」

「うん。」



うええぇえ!
や、やってしまった!
こんなのあり得ない!とゆうか記憶ない!

エッチした記憶もなければ、こうなったわけもわからない!


………あたし……なにやってんだろ。





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