秘密のカレはV(ヴィジュアル)系
「でも…望結は良いの?
私と瑠威が結婚してもいやじゃないの?」
ママはとても心配そうにそう訊ねた。
「私は二人のことを応援してるよ。
そりゃあ、5つしか違わないパパっていうのは確かに微妙だけど…」
「そういうことじゃなくて、その……」
ママはなんだかとても言いにくそうに言葉を濁した。
一体、何を気にしているんだろう?
「とにかく、私は大賛成だから。
瑠威にもちゃんと話して。
それと、昨日の人にも話して謝ってね。」
「望結……」
あの人…
確か、ママのお店に行った時に、見た人だ。
ママと親し気に見えたけど、ただ利用されてたなんてちょっと可哀想だな。
ママもまったく罪なことをするよね。
「ママ、それで瑠威はどこに行ったの?」
「何か用があるんだって…」
「用…?
なんだろう?」
「またレコード会社の人との話し合いじゃないかしら?」
「そういえば、話し合いはどうなってるの?」
「契約まで、出来るだけ有利な条件を勝ち得ようと頑張ってるところみたいよ。」
「そうなんだ…」
やっぱり着実に近付いてるんだね。
ファンの子達の間でも、相変わらずうわさにはなってるけど…
正式な発表も近いのかもしれない。
私と瑠威が結婚してもいやじゃないの?」
ママはとても心配そうにそう訊ねた。
「私は二人のことを応援してるよ。
そりゃあ、5つしか違わないパパっていうのは確かに微妙だけど…」
「そういうことじゃなくて、その……」
ママはなんだかとても言いにくそうに言葉を濁した。
一体、何を気にしているんだろう?
「とにかく、私は大賛成だから。
瑠威にもちゃんと話して。
それと、昨日の人にも話して謝ってね。」
「望結……」
あの人…
確か、ママのお店に行った時に、見た人だ。
ママと親し気に見えたけど、ただ利用されてたなんてちょっと可哀想だな。
ママもまったく罪なことをするよね。
「ママ、それで瑠威はどこに行ったの?」
「何か用があるんだって…」
「用…?
なんだろう?」
「またレコード会社の人との話し合いじゃないかしら?」
「そういえば、話し合いはどうなってるの?」
「契約まで、出来るだけ有利な条件を勝ち得ようと頑張ってるところみたいよ。」
「そうなんだ…」
やっぱり着実に近付いてるんだね。
ファンの子達の間でも、相変わらずうわさにはなってるけど…
正式な発表も近いのかもしれない。