突然来た同居人。



「え、俺?

芽依でしょ。」



「あたし?

それはないよ。」



「ほんと自覚ねーな。

めっちゃモテてんのに。」



「モテてないし。」



「芽依が避けてるだけ。」



「………嬉しくない。」


「でもほんと、すげーモテんのに俺を選んだんだよなー。

俺ってすげー。」




「それ、そのまんまお返しします。


碧が初めて好きっていってくれたとき、驚きすぎてなにも言えなかったし。」



思い出すと本当に嬉しかった。


両思いってこんな幸せなんだね。



< 181 / 468 >

この作品をシェア

pagetop