突然来た同居人。




放課後ー



「神波くーん!


委員会いこ!」



「あぁ。」



俺がこうやって女といるのがいけねーのかな。




でも委員会だからこれは仕方ないよな……。



もうなにが悪かったのかわかんねーから改善しようがない。



俺はどうすればいいわけ?




はーわかんねー。




……でも俺が投げ出したら俺ら本当に終わるよな。




それだけはむり。




会議室につくとまだほとんど来ていなかった。




俺はカバンを椅子において壁に寄りかかってた。



「神波くん、座んないのー?


話そうよ~。」



………近寄んなよ。




「彼女誤解するから離れて。


話しかけないで。」




もう徹底するしかないか。


こうなったら。




「えー!昨日はあんなに話してくれたのに?」




「おかげでケンカ。」




「その程度でー?


彼女心狭いねー。」




「は?」




「だから心狭いって。


そんなんでケンカとかかわいそー。」




………なんか腹立つ。



そこに芽依がきた。


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