Happy Christmas♪



「お、陽菜、帰ってたのか。隼人も今日はお守りをしてくれてありがとうな」

お風呂から出て来た恭介さんの第一声がこれ。

「パパ!私は赤ちゃんじゃないのよ。お守りなんて」

ほら陽菜が噛みついた。

「ハハハ…」

恭介さん、笑っていられるのは今だけよ。

「志織、久しぶりに隼人が来たんだ。ビールでも」

「いや志織さん、そんな」

「いいから。志織」

「はい」

私がキッチンに行くと陽菜も着いて来た。

「マ、ママ、あのね」

「どうしたの?」

「う、うん、あの~」

声をかけてきた陽菜は真っ赤。

本当に可愛いったらありゃしない。

フフフ…

私も親馬鹿だわ。





< 25 / 58 >

この作品をシェア

pagetop