Happy Christmas♪



「あ、それは駄目!瑞希メイクして早く」

「……」

な、何、この変わり身は。

まるで…お子様じゃない。

「瑞希」

「はい」

フフフ…

漣らしいって言えば漣らしいか。

再びパフを持ってメイクを始めた。

ちょっと濃い目のファンデに眉毛も少しだけ濃く描く。

紳士的なタキシード姿の中身は野性味溢れる男臭さ。

ほんと、漣はどんなコンセプトを与えられても完璧にこなす。

最近、富みに男っぽくなってきてるし。

今が役者として男として成長期なんだとつくづく感じる。

「はい、出来ましたよ。着替えて来て下さい」

「ん」

チュッ!

立ち上がり部屋を出る前にキスされた。

「もう!」

「ハハハ…」

前言撤回。

やっぱり漣は…お子様だ。




< 36 / 58 >

この作品をシェア

pagetop