Happy Christmas♪
「あ、それは駄目!瑞希メイクして早く」
「……」
な、何、この変わり身は。
まるで…お子様じゃない。
「瑞希」
「はい」
フフフ…
漣らしいって言えば漣らしいか。
再びパフを持ってメイクを始めた。
ちょっと濃い目のファンデに眉毛も少しだけ濃く描く。
紳士的なタキシード姿の中身は野性味溢れる男臭さ。
ほんと、漣はどんなコンセプトを与えられても完璧にこなす。
最近、富みに男っぽくなってきてるし。
今が役者として男として成長期なんだとつくづく感じる。
「はい、出来ましたよ。着替えて来て下さい」
「ん」
チュッ!
立ち上がり部屋を出る前にキスされた。
「もう!」
「ハハハ…」
前言撤回。
やっぱり漣は…お子様だ。