Happy Christmas♪


「美味っ!瑞希、このケーキ、マジに美味い」

「い、いや、そんなに褒めてもらえるようなもんじゃ」

スポンジケーキの間に苺、生クリームでコーティングした上にも苺とブルーベリーとキウイを飾っただけの極普通のケーキなんだけど。

「いや、美味い。俺が今まで食った中で一番美味いケーキだ」

それって…

「あばたもえくぼ」

「違うって。ほんとに美味いの。ま、もっとも瑞希が俺の為に作ってくれたってことが美味さを三割増しなくらいにはしてるかな 」

「フフフ…それが『あばたもえくぼ』なんだよ」

嬉しいんだけど素直に『ありがとう、嬉しい』って言えないから、ついこんなことを言っちゃう。

ケーキは二人で食べきれるくらいの大きさに作ったんだけど、殆ど漣が食べた。

見た目とは違い結構大食漢なんだから。

体型も変わらないし羨ましい。

体型を保つことも仕事の一部だと言ってスポーツジムで鍛えてるもんね。

その辺の自己管理は厳しい。

漣曰く『プロだから当たり前』ってさらっと言うけど。

そういうところは尊敬する。




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