【完】好きって言ったら、




「あのさ、俺言っとくけど独占欲強いよ。
そいつみたいに優しくねーし、表情だって豊かとは言えねー。それでもいいわけ?」




「う、うん!!全然いいっ!
むしろ桐生くんじゃないと嫌です」




「………」




「桐生くん、好きです。」



羚くんが居るってことも忘れて、今度はわたしから桐生くんをギュッと抱きしめた。




「……俺も好き」








< 40 / 55 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop