クール男子の取扱説明書〈続+続々編〉

─乃々華side─




「の、野村くん!お待たせ!!」



午前10時。近くの公園で野村くんと待ち合わせ。



「のっち、おはよ」



野村くんは、二カッと笑ってそう言った。



「お、おはよ……!」



その笑顔に照れながらも、なんとか挨拶をする。
チラッと野村くんを見ると、いつもの制服じゃないからか、とてもかっこよく見えた。



絶対今日は成功させるんだ。
そして、告白もするの乃々華!!



昨日、2人に服も選んで貰って大丈夫なはずだし……頑張ろう!


< 111 / 178 >

この作品をシェア

pagetop