クール男子の取扱説明書〈続+続々編〉




私が、そんなことを思っていると、祐月は前を見ながら言った。




「でも、由良を離す気はないから」



「わっ……私だってないよ!?」



だって、祐月前に「一生面倒見てあげる」って言ってくれたから。



「祐月を好きになってよかったー!」



私が少し大きな声でそう言うと、祐月にやめてと口を手で抑えられる。


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