クール男子の取扱説明書〈続+続々編〉

─祐月side─




「んんっ……おいひい!」



俺の隣でりんご飴を舐める由良を見て無意識に頬が緩む。



俺の視線に気付いた由良は俺を見てヘニャって笑った。



可愛いなと思う。



そしてまた、りんご飴を舐め始める。



たまに、変なことを言い出してウザイと思う時もあるけれど。冗談ね。



それでも、ずっと由良といたいって思う。


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