個性派高校生は日常がお好きなようです!
次の時間…ランク付け
1組は最初にランク付けをするらしく、すぐさまドームに向う。何人かはジャージ姿だった。
ドーム内はとても広かった。観客用の席や倉庫がずらりと並ぶ。一学校のものとは思えなかった。
1組全員がドームに入ると、スピーカーから声が流れてくる。
『えぇ〜皆さんおはようございます。皆さんには測定をしてもらいます。ある程度準備ができたら近くにいる係に伝えて下さい。最大3回挑戦できます。皆さんの幸運をお祈りします。』
無機質な機会音声が終わると同時。あのマフィア男が突然係に話かける。
『俺が最初でいいか?』
本来なら多少準備運動をしてから行うのだが、彼はそんな時間必要無いと言っているらしい。
程なくして、マネキンが地面に固定させる。
そして、クラスの全員が見守る中、天宮は全速力で走り出し...マネキンの肩と腕の付け根を殴る。
ドームに響く大音量、直後マネキンの腕がひび割れ、破壊された。
その後の係の話によれば、彼の結果はC+らしく、親の血が受け継がれているのだなぁと神威は思うのだった。
同時に神威は思った-----つまらないと。