そこにいた
次に目を覚ますと病室にいた。
あれ?どうやって来たんだろ?
時刻はお昼。
ご飯が運ばれてきた。
その後ろには、
亮先生。
「先生~、暇なんですか?」
「誰かさんがちゃんと食事を摂らないから。」
「ちゃんと食べます~。」
「じゃあ、ここで見てます~。」
そういわれたって、食べずらい・・・・・・。
でも今日のご飯は美味しそう。
と思って一口食べたけど、やっぱり味付けは病院だね。
私の手は止まっていた。
「はい、食べる食べる~。」
私の箸を持った亮先生は、私の口に無理矢理運ぶ。
仕方なく口を開けて食べる。
モグモグモグモク。
そんなこんなで、気付いたら空っぽ!!!
食べれたんだ!
そんなことを考えていると、
「ねぇ、綾ちゃんは彼氏いるの?」
なにーー?突然っ!!!