Disposable
採用面接
そしてガイストは、こうしてジャングルの中、逃避行真っ只中のバニング達と合流した。

「受け取れ」

ガイストは幾つものマガジンを地面に投げる。

「デュラハン社からのサービスだ」

「デュラハン社?」

バニングが鸚鵡返しに言う。

「PMSCsの大手だな。タスクフォースにもコントラクターを派遣してたっていう。第四次大戦で随分稼いだらしいじゃないか」

ヒューの言葉に、ガイストはニヤリと笑った。

「ああ。社長はアンタの馴染みの男だ」

「知ってる。ゴーストだろう?」

バニングが頷いた。

一時期、ゴーストは暗殺されたという噂が流れた。

テロリストの残党の仕業だの、CIAの仕業だのと憶測を呼んだが…。

「アイツが死ぬ筈がない。俺よりしぶとい男だからな」

バニングはそんな噂を一笑に付していた。

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