虹色研究部 - ニジケン -
「――乃季、大丈夫? さすがに疲れた?」
夕日を見つめながらぼーっと歩いていた私の視界に、突如、國枝先輩のどアップが現れた。
「わぁっ! ご、ごめんなさい!」
和田先輩にヘアメイクをしてもらい、その後は蘭先輩と当日の衣装について話し合った。
皆の真剣な姿に、コンテストは思っていたよりも本格的な物なのだと実感する。
そして今は、滝口先輩のカリキュラムに従って、國枝先輩が家まで送ってくれていた。
疲れた私は、どうやら無言で歩いてしまっていたらしい。
「俺ね、去年も出たんだ、カップルコンテスト」
國枝先輩の口から、白い息が立ち昇る。
その微笑みは、思い出を懐かしむように穏やかで優しい。
「相手は……和田先輩ですか?」
コクンッと頷いた國枝先輩の横顔は、夕日に照れされて、綺麗なオレンジに染まっていた。
夕日を見つめながらぼーっと歩いていた私の視界に、突如、國枝先輩のどアップが現れた。
「わぁっ! ご、ごめんなさい!」
和田先輩にヘアメイクをしてもらい、その後は蘭先輩と当日の衣装について話し合った。
皆の真剣な姿に、コンテストは思っていたよりも本格的な物なのだと実感する。
そして今は、滝口先輩のカリキュラムに従って、國枝先輩が家まで送ってくれていた。
疲れた私は、どうやら無言で歩いてしまっていたらしい。
「俺ね、去年も出たんだ、カップルコンテスト」
國枝先輩の口から、白い息が立ち昇る。
その微笑みは、思い出を懐かしむように穏やかで優しい。
「相手は……和田先輩ですか?」
コクンッと頷いた國枝先輩の横顔は、夕日に照れされて、綺麗なオレンジに染まっていた。