イケメン副社長にほだされました
おまけ:plage営業マン 中津徹の話。



自称plageエース営業マン中津 徹の朝は、事務員の岡崎ちゃんの淹れてくれるちょっと薄めのコーヒーを飲む。


そして、そんな俺の尊敬する人。
この会社の副社長、川上真司の副社長室から見えるパソコン越しの凛々しいまゆげを拝むところから始まる。



はずなのだが、



「真司は?」

「おはようございます、社長。まだですね。連絡もないです。」

「あれ?珍しいな…。携帯も繋がらないし。」


始業時間から、20分を過ぎようとしているのにまだ副社長は出社してきていない。

心当たりが全然ないのか、心配そうな社長。
それもそのはず。副社長が遅刻なんて珍し過ぎる。いつもは誰よりも早く来て仕事してるくらい仕事中毒の人なのに。

しかも連絡もないなんて初めてだ。

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