夢気分をさめないで


「マンション思いでの品もなくなった、過去がなくなった、私が買い集めた恋愛小説すら全てなくなった
私に残ったのは、この腕の傷だけ、また増えるのかな?私生きていてはいけないみたい・・・幸せなんかにはなれない」

「鈴ちゃん、そういう事言わないの卓志の傍にいなさいね」


「死にたい・・・・何にもいや」
< 42 / 127 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop