強引上司と過保護な社内恋愛!?
「ありがとうございます」
そして花のように微笑んだ。
その笑顔を見ていると、異様に動悸が激しくなる。
「私もガレットが食べたい気分になりました」
「じゃあ…」
「何時に待ち合わせしましょうか」
一筋の光が俺を照らし、周りに天使が飛んでるシーンが脳裏に浮かぶ。
「19:00に迎えに行く」
加奈は大きく頷いた。
「家を出る時に連絡くださいね」
ああ、と言いながら、思わず目元を緩ませてしまった。
そんな俺を見て加奈の頬が真っ赤に染まる。
おやすみなさい、と言って一礼すると、パタパタと小走りで部屋へと戻って行く。
その後ろ姿をフワフワとした気分で見送った。
別に嬉しい訳じゃない。
下心剥き出しギラギラ男と加奈が食事に行かなくてホッとしているだけだ。
妹を想う兄的な気持ちなんだと自分の中で結論づける。
しかし、こうしてはいられない。
オッケーGoogleで『ガレット シードル酒 美味しい』のand検索で店を探し、予約をしなければ。
『期待以上の結果を出せ』
それが桧山家の家訓だ。
超重要ミッションを胸に俺は車に乗り込んだ。
この何処と無くフワフワした感覚が俗に言う「浮き足立つ」という状態だと俺が知るのは、もう少し先のこととなる。
END
そして花のように微笑んだ。
その笑顔を見ていると、異様に動悸が激しくなる。
「私もガレットが食べたい気分になりました」
「じゃあ…」
「何時に待ち合わせしましょうか」
一筋の光が俺を照らし、周りに天使が飛んでるシーンが脳裏に浮かぶ。
「19:00に迎えに行く」
加奈は大きく頷いた。
「家を出る時に連絡くださいね」
ああ、と言いながら、思わず目元を緩ませてしまった。
そんな俺を見て加奈の頬が真っ赤に染まる。
おやすみなさい、と言って一礼すると、パタパタと小走りで部屋へと戻って行く。
その後ろ姿をフワフワとした気分で見送った。
別に嬉しい訳じゃない。
下心剥き出しギラギラ男と加奈が食事に行かなくてホッとしているだけだ。
妹を想う兄的な気持ちなんだと自分の中で結論づける。
しかし、こうしてはいられない。
オッケーGoogleで『ガレット シードル酒 美味しい』のand検索で店を探し、予約をしなければ。
『期待以上の結果を出せ』
それが桧山家の家訓だ。
超重要ミッションを胸に俺は車に乗り込んだ。
この何処と無くフワフワした感覚が俗に言う「浮き足立つ」という状態だと俺が知るのは、もう少し先のこととなる。
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