天然娘とオオカミ君の恋
そんな天音の言葉にみんな、言葉を失う。

「あ・・・まね、本気で言ってんの・・・??」

「・・・うん」

しーんと静かになる。

すると、羽柴くんが口を開いた。

「じゃあ・・・今日から、お前は俺の彼女だ。」

・・・・え!?

びっくりした・・・。

あの会話から、なんでそんな言葉が出でくるの!?

「あの・・・どういう意味ですか・・・??彼女って・・・え・・・??」

頭が混乱する・・・。

「天音・・・意味、分かんないの・・・!?」

夕菜があたしに聞く。

「うん・・・。どうしてあの会話から彼女になるのか分からない・・・」

「と・・・とにかく、教室もどろ!ね!行くよ!天音!」

そう言って夕菜はあたしの腕を引っ張る。

すると、

―グッ

羽柴くんに腕を掴まれた。
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