シンデレラって呼ばないで
2☆お城までの道のり

嬉しさゆえ






 「うっそ~!ほんとに、私、あの家から出れるんだよね?」


 
 そう思いながら、すごく足取りが軽くなる。



 早くスーツケースに色々詰めなくっちゃ。



 そう思ったら、いつの間にか走り出していた。



 大好きだった家。でも、それはお母さんがいたから…///



 あんな鬼婆(お継母さん)たちがいる家になんて未練なんてないんだから!!!



 
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