君からの好きって言葉がほしくて。



外は日が落ちるか落ちないかの夕暮れ時




今の私には夕日がとても眩しかった



例年通り私は架け恋橋の下を流れる川を見つめながら順くんを待つ




もし今年来なかったら順くんのことはもう忘れよう



そして正々堂々隼人に好きって伝えたい



それで振られても諦めがつくから




もし順くんが来たら私どうするんだろ…



今は想像もつかなかった



< 135 / 268 >

この作品をシェア

pagetop