without you
「確かに、3人で報告し合えばちょうどいい」
「効率がいい、ですね」
「あ?あぁそうだな。というわけだ。木戸、おまえも一緒に来い」
「え!でも・・」
「報告後はフリーなんだろ?」
「それは・・・そうですけど」
「だったら来いよ。フグ料理食べながら、イベントの報告しよう」
「そ・・・社長がそこまでおっしゃるのなら・・・分かりました」
「ヤッホー!木戸さんも一緒だー!」と声に出してモロに喜ぶのは隆三に任せて、俺は心の中だけで「よし!」と呟いた。

木戸はフグ料理が好きなんだな。


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