魂‐soul‐
「え?何?これがどうかしたの?」
 
そこにはページの端の一角を使って載せられている心霊スポット。

特に大々的とりあげられているわけではない。

ただ見つけてしまった。
 
写真が写している雑木林の不気味さ。

その端っこには見覚えのある建物。

二度と忘れはしないあの館。
 
「なぁ、なぁ。何なんだよ?」
 
武流の声が二人に届くことはなかった。


冷たい秋風が教室の中を通り抜けた…。



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