恋愛経験値0のシンデレラ
「陽依ちゃん!」
雪美ちゃんがサラサラストレートの髪を
揺らしながら走ってやってきた。
「雪美ちゃんどうしたの?!
なにかあったの?!」
「え、あ、い、いや、
大したことじゃないんだけど
星香も陽依ちゃんも
今日の放課後って予定ある?」
「ううん。
星香は?」
「あたしも大丈夫。」
私達女子3人は
五十嵐くんそっちのけで
会話を続けた。
「相談したいことがあるから
どっか寄り道してもいいかな?」
雪美ちゃんから
相談にのってなんて
初めて言われたかも。