ただ、キミのことを好きでいたいだけ。



………………嫌な予感がする。


その歓声は私たちの教室の前で留まる。




「れーーーーん!!」







_________嫌な予感的中。



歓声をまといながらやってきたのは、他でもない駿河だった。



何しにきたんだ!!


駿河に気づいていないフリをして、ドアのほうに背を向ける。

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