ずっと傍にいようね・・・【完】
「上がったよ。ってなんで、竜が泣いてるの・・・」

彩音が上がってきて、泣いてる俺を見て、皆を睨んでいる。

「ち、違うんだ・・・嬉し涙だから・・・」

「えっ?竜・・・」

「俺にはお父さん、お母さんて呼べる人が居なかった。

でも、今な、2人とも名前じゃなくお父さん、お母さんて呼べって言ってくれたんだ。」

「・・・うん。そうだよ。もう竜の親なんだもん。呼べばいいんだよ」

「彩音、ありがとう」

結局、彩音も少し泣いてた。

・・・男同士、遅くまで飲んで先に眠った彩音を抱きしめて眠りについた。
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