Hello Again



「おはよう。真弓ちゃん、早いわね」

「あ、涼子ちゃん、メアリー

 おはよう」



涼子ちゃんの腕の中では、朝から元気なメアリーが、キャッキャとはしゃいでいた。



「心配してたの。メアリーが毎朝6:30にはおっぱいで目を覚ますから、真弓ちゃんも起こしちゃうんじゃないかって」

「ううん、大丈夫。

 ケアンズの朝焼け、あと2回しか見れないから、目に焼き付けておこうと思って」

「そう。ここの景色はいいでしょ?

 ハリーもそうだけど、うちの旦那も絶対海岸沿いがいいって、この部屋を選んだのよ。

 ふふふ」




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