クールな君が好きなんです!!


そして、チャイムがなると先生が出ていった。


「……あゆちゃーーんっ!
どうしよう、どうしよう!」

終わった瞬間に、あゆちゃんの席に行くと、あゆちゃんは呆れた顔をしていた。


「はぁ、何言ってんだか…。」

「そんなこと言わずに教えてくださいよ~」

と、あゆちゃんの前でお願いっとポーズをする。


「仕方ないなぁ。放課後一緒にやろ」

「やったーっ!」

「……桐崎も誘うか」

「え………?」

私の動きが止まり、あゆちゃんを見るとニタァと笑っていた。


「桐崎~、仁奈の数学見るの手伝ってくれない?」

私の意見も聞かずに、桐崎くんの席まで行っちゃうあゆちゃん。


「は……?なんで俺が……。」
やっぱり桐崎くんは、嫌そうな顔をしている。


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