愛の歌、あるいは僕だけの星

 そう言って、神谷がにこりと微笑んだ。それじゃあまた明日、と言って教室を出て行く彼女の背を見えなくなるまでじっと見つめていた。
 のどをしめるような息苦しさは、まだ残っている。とんとんと胸元を叩きながら、鞄を手にとって廊下へ出た。寝不足で、思考もはっきりしないままふらふらと歩いていれば、ふいにどんと肩がぶつかりよろめいた。
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