幼なじみがあたしを〇〇の標的に!?
こんな言い方だと、さっきのは俺からしたってバレちまう。
「あたしから?
そんなことないよ。
あたしてっきりゆうくんかと思って……」
自分から言い訳してきたくせに、恥ずかしくなってるやつ。
ここで小夜が可愛いとは思えない。
「誰だよ、ゆうくんって」
俺がそう言うと、合ってなかった目が更に遠のく。
「ごめん、あたしが悪かったから…許して」
「俺がキスのことを言ってると思ってんのか?」
離れられる距離を、俺は縮める。
逃げる小夜を、手を掴んで追いつめる。