幼なじみがあたしを〇〇の標的に!?

あたしの付近を歩く男子高校生の会話を耳に入れてしまう。


もう晩ごはんの時間かと、時計を見る。


18時27分……。


もうこんな時間か。



「なぁあの子さ、買い過ぎじゃない?」


「あ、本当だ。

買いすぎて疲れてやんのー」


いつの間に彼らの話題の中に、あたしが含まれていた。


2人分ですよ、と言わんばかりに、あたしを嘲笑する彼らを見る。



「え、結月…」


5人くらいいる男子高校生の中で、結月を見つけてしまう。


彼の名前を呼んだことにより注目される。



「おい結月、知り合いなのか」



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