幼なじみがあたしを〇〇の標的に!?
あまり興味のなさそうな聞き方をするあたしは、どうやらもうそろそろ結月への意識は薄まりつつあるようだ。
「特に理由はねぇけど…。
一緒に帰ろうと思って」
そっか。
珍しいこともあるんだ。
「友達に無理に連れて来られたんじゃないんだ」
軽い気持ちで言ったこの言葉に、大きく反応される。
「まぁそれが大きな理由だけどな」
誤魔化された。
絶対大きな理由じゃないよ。
こういう時、意外と小心者なんだな。
それからあたし達は大した話はせず、並んで歩いて帰った。