ワケあって、イケメン先生と同居始めます。
先生、嬉しいです!
最近、本当に月日が経つのって早いなと思う。


老化してきたのかな…?


「千音、ぼけっとしてないで速く支度しろ!」


朝から先生に怒られるのも、悪くないな。なんて。


まさかの今日から3年生。


少し浮かれてたってのもあるけど、また優や鈴たちと同じクラスになれるのかなと淡い期待を抱く。




教室に着いて、珍しく優たちがいない事に気づいた。


(鞄は…あるのにな…。)


早く学校に着いてしまって暇な私は、行くあてがなくなり結局は先生の所に逃げる。


「先生~。暇なんで構ってください。」


「えらく素直だなおい。何して遊ぶ?トランプか?」


「別に何でもいいですよ…。」


よく先生と人生ゲームやら何やらで遊んでる。


何で学校にそんなものがあるのかは訊いてはいけない。


「じゃあ、千音が先に引いて。」


今からババ抜きを始める、という時に、コンコンとノックの音が鳴り響いた。


「先生、聞いてくださいよ…って、え?」


頭をガシガシしながら、目をまん丸にしてこっちを見てくる。


「俺は朝からモテモテだな…嬉しいじゃねぇか。」


そんな先生の冗談を二人とも無視して、しばらくの間見つめあう。


「何で春空がいるの?」


「それはこっちの台詞やで。千音。」


二人とも朝から暇人なんだな。




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