ワケあって、イケメン先生と同居始めます。
先生、伝えます。
文化祭の余韻を少しばかり残してかれこれ一週間が経った。


相変わらず、放課後は優と鈴とたまに春空と、先生の所に遊びに行っている。


「せんせ~。いつになったら鈴の事好きになってくれます~?」


その鈴の台詞にはきだしそうになった。


「ははっ!鈴、お前それ本気かいな?」


私たちの事情を全て知っている春空は、鈴を遠慮なく笑い飛ばす。


「てか、お前彼氏いたんじゃ…。」


「えっ……」


先生が何気なく発したその台詞に驚いた。


「鈴…彼氏いたの?」


「いるけど~。それとこれとは別~。」


それ浮気じゃん!ダメじゃん!


「相手は響君?」


「そだよ~」


という事は…


「優も?」


「うん!いや、別に隠してたわけじゃないんだよ!ただ言う機会が無かっただけで…。」


「別に怒ってるわけじゃないよ。安心して。」


全力で取り繕おうとしている優に優しく笑いかける。




私だって…人の事言えないしね。

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