3度目の恋も君を好きになる。
「まぁ、それも傷つきはした…」


だけど
あんな昔の…
しかも本当に俺が書いたのかも
信用出来ない手紙を覚えてるはずねぇよな


「でもまぁ、中3ときの手紙なんて覚えてるはずないよな…ごめんな。」


「そ、それって…朝登がいなくなった時に届いた…あの手紙?」


覚えてんのか??
それとも今思い出した??

「…思い出した??」

ふっー

自然と笑みがこぼれた。

良かった。
思い出してくれたんだ…

「お、覚えてる…よ? でも、あの手紙に結婚の約束なんて…書いてなかった…」


ん?
書いてただろ?


「朝登!その手紙、私の机にお守りとして置いてあるの!取ってくるからちょっと待ってて!!」


お、お守り??
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