地味男との1ヶ月。【完】

やったあ!


一緒に帰れるんだ!




あたしは小走りで太陽の後ろを歩いて行った。



話すのはやっぱりあたしばっかりだけど、前より太陽も話すようになった。




なんとなく、頬が緩みそう…って緩まない!!


引き締まれあたしの頬!!




それから15分ぐらいで、あたしの家に到着した。




「太陽、ありがとう!」




「気を付けろよ」




そう言って太陽は元来た道を戻る。

< 107 / 291 >

この作品をシェア

pagetop