地味男との1ヶ月。【完】

そしてそのまま、太陽は腕の中にあたしを閉じ込めた。




その瞬間に、心臓がバクバクし始める。




「二度と利華に近付くな」




そう言った太陽は、あたしを引っ張って空き教室に向かった。




木下くんにお礼…!





そう思って振り返った時の木下くんの顔は




今までにない笑顔だった。






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