きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜

ちなみに、帰ったあと、案の定父親にはこっぴどく叱られた。


さすがに必殺ポーズを使うことはせず、甘んじてお叱りを受けたが、泣きまねには少々労力をついやした。



まあ、代わりに。



ショーちゃん(父は美波ちゃんの家と言っているが)の家に自由に遊びに行くことを許してもらった。


当然帰る時間を申告したならば、だが。


ショーちゃんの礼儀正しい態度が功を奏したのだろう。


父は「よくできた中学生だなあ」とべた褒めだった。


ま、とにかくわたしが言いたいのは、勝負は続行しそうだということ。


なんの勝負かはわたしにもわからないが、とにかく。



せっかくタイムスリップしているのだ。楽しまなくちゃ損だよね。

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