嫌いじゃないの【短編】

おまけ



開演前。



「今回は夏の大三角形だって。彦星と織姫、もしさ、あんたの立場なら健気に一年に一回の逢瀬に満足できる?」

「できるわけないだろ」

「ならどうするの?」

「…泳いで向こう岸まで渡る…お前は?」

「そうねぇ、1週間以内に来ないと他の気になる男に擦り寄るっていう文を送るわ」

「奥ゆかしさは…」

「ゼロね」
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