性悪王子と秘密の同居
「はっ?」
「だって蓮さ~
羽音ちゃんといるとき、
…俺が見たことないような
優しい表情、瞳で見つめてるんだ
他の人にはもう
睨んでるんじゃないか
ってぐらいの目でみてるのにさ
…それって羽音ちゃんが
よっぽど大切なんだろ?」
「…確かにさ、俺、
なんだかんだで今、
自分の気持ちに気づいたけど
…羽音がいないと
生きていけないかも
…がらじゃないけど
あいつの笑顔を守ってやりたい
って思うんだ
…俺、相当重症だな」